【朔】を名前に入れるのが良くない理由7選！意味や男の子/女の子の名前の例も紹介

お子さんがこれから一生背負っていく大切な名前は、絶対に後悔無く付けるようにしたいですよね。

中には「朔」の漢字を名前の中に含めようと思っていたところ『【朔】の漢字を名前に入れるのは良くないのかな？』と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか？

結論として、【朔】は「希望や始まり」といった意味があり、名前に入れても問題ありません。しかし、名づける上での注意点もいくつかあります。

そこで今回は「朔」を名前に入れると良くないと言われる理由から良い意味、男の子や女の子に付ける名前の例をご紹介していき、後悔の無い名前決めをサポートしていきますね。

【朔】を名前に入れても問題ない

まず結論として、「朔」という漢字を名前に入れても問題ないので安心してください！

「朔」は「さく」「はじめ」などと読むことができますが、様々な良い意味が隠されています。

このように「朔」という漢字には「希望や始まり」を表す言葉として知られており、元気で活発なイメージがここから伺えますね。

このまま名前に入れても良さそうに思いますが、実は「朔」という漢字を名前に入れると良くないと言われていることも事実としてあります。

次で名前に入れると良くないと言われる理由についてみていきましょう。

【朔】を名前を入れると良くないと言われる理由7つ

ここでは「朔」を名前に入れると良くないと言われる理由を7つご紹介していきますね。

「朔」という漢字に隠された少しマイナスな意見も知った上で最終的に名前を決めるようにしていきましょう！

縁起が悪い

1つ目の理由としては「縁起が悪い」というものがあります。

「朔」は始まりの意味を持つ一方、吉兆をあまり感じにくいという意見もあります。

姓名判断の観点からは「真ん中すぎて運勢が動きづらい」と見る人も。

特にお祝い事や子どもの名前を考える場面では「もっと明るく華やかな字がいい」と避けられがちです。

もちろんネガティブな意味があるわけではありませんが、響きや印象で判断されやすいのが現実です。

縁起を大切にしたい方には少し気になるポイントかもしれませんね。

読み間違えやすい

2つ目の理由としては「読み間違えやすい」というものがあります。

「朔（さく）」という読み方は珍しく、初見ではなかなか読めないという声もあります。

「ついたち」「さつ」と読む人もいて日常で説明する機会が増えがちです。

自己紹介や書類の読み上げなどで、名前を何度も訂正するのは少しストレスになるかもしれません。

親しみやすい名前にしたい方にとっては少し気になるポイントですね。

ただ裏を返せば、個性的で印象に残るという良さもあります。

響きが強すぎる

3つ目の理由としては「響きが強すぎる」というものがあります。

「さく」という響きは短くシャープで印象が強めです。

そのため、人によっては冷たいとか硬いと感じる場合もあります。

優しさや柔らかさを感じる名前を好む場合には、少し方向性が合わないと感じるかもしれません。

一方で、凛とした雰囲気や芯のある印象を持たせたいときには魅力的な響きとも言えます。

音のイメージが名前の印象に大きく影響することを意識しておくと良いでしょう。

古くさい

4つ目の理由としては「古くさい」というものがあります。

「朔」という字は古典的で落ち着いた雰囲気があります。

そのためレトロで味わい深い一方で「ちょっと古風すぎるかな」と感じる人も少なくありません。

今っぽいカジュアルな名前を好むご家庭では時代とのギャップを感じることもありそうです。

和風な名前や伝統を重んじるスタイルにはぴったりですが、現代的な印象を出したい場合には再考の余地があります。

好みや価値観に合ったバランスが大切です。

呼びにくい

5つ目の理由としては「呼びにくい」というものがあります。

「朔」一文字だけだと、呼びかけたときに語感が短すぎて落ち着かない印象を与えることもあります。

姓とのバランスによっては、全体がやや不安定に感じられるという声も。

実際には「朔太」「朔也」など、他の文字と組み合わせて使われることが多いです。

シンプルさは魅力ですが響きのまとまりも意識したいところ。

フルネームで呼ばれるシーンを想像しながら検討すると安心です。

儚く短いイメージ

6つ目の理由としては「儚く短いイメージ」というものがあります。

「朔」は新月の日という意味があり、まだ光がない状態を表します。

そこから「始まり」であると同時に、「儚さ」や「終わりの予感」を連想する人もいます。

強さや長く続く印象よりも「一瞬の美しさ」のようなニュアンスを受け取ることも。

命名では長く幸せに生きる願いを込めたいものなので、気になる方もいるでしょう。

ただし、それを「静けさ」や「内面の強さ」と捉える見方もあります。

キラキラネームと誤解されやすい

7つ目の理由としては「キラキラネームと誤解されやすい」というものがあります。

「朔」は組み合わせ方によってファンタジー風や創作感のある名前に見られることもあります。

たとえば「朔久（さくひさ）」「朔夜（さくや）」などは、アニメやゲームのキャラクターを連想させるという声も。

本人の個性として魅力になる一方で、「現実味がない」と敬遠されるケースもあるのが実情です。

周囲との調和や将来の使いやすさも考えておくと安心ですね。

キラキラネームを避けたい人には少し注意ポイントかもしれません。

【朔】の名前からイメージできる良い意味は？

ここでは「朔」の名前から連想できる良い意味についてみていきましょう。

「朔」という漢字には良くないイメージを持たれてしまうこともあるようですが、もちろん良い意味も持っています。

新しい一歩を踏み出す力がある名前

「朔」は始まりやスタートの象徴となる新月を表す漢字です。

そこから「自分の道を切り開いていく人」という前向きなイメージが広がります。

何かを始めるタイミングにぴったりな、力強く背中を押してくれる名前です。

静かだけど芯の強さを感じる

見えないけれど確かに存在する新月のように「朔」には落ち着いた中にある強さがにじみます。

派手さはなくてもブレずに自分を持っているイメージがあります。

物静かだけど芯の通った人に育ってほしいという願いが込められそうです。

自然と調和して生きるイメージ

月のリズムと深く関わる「朔」は、自然の流れに寄り添うイメージも持っています。

日々を大切に無理せず自分のペースで進んでいくような人を思わせます。

心穏やかで、地に足のついた生き方をしてほしいという思いを託せる名前です。

【朔】の漢字の意味・由来や画数は？

そもそも「朔」の漢字の意味や由来、画数はどういったものなのでしょうか？

もし「朔」を名前に入れるのであれば、漢字の起源や成り立ち、画数の面でも知識を付けておきたいですよね。

意味や由来は「新しい月の始まりを告げる日」

「朔」という漢字はもともと、月の始まりの日を表す言葉として使われてきました。

古代中国では、月が見えなくなる新月の日を「朔日（さくじつ）」と呼び、そこから新しい月のサイクルが始まると考えられていました。

この字は下の「月」と、上の「屰（げき）」という漢字の組み合わせでできていて、「さかのぼる」「逆流する」といった意味も含んでいます。

これは月が一度暗くなってから再び満ちていく流れをイメージしたものとされています。

つまり朔はただの始まりではなく、一度リセットしてまた歩き出すような力強い再生の象徴でもあるのです。

画数は10画

朔は画数が10画で比較的シンプルですが、姓名判断ではそのバランスが大切になります。

全体の画数の組み合わせによっては運勢に強弱が出ることがあるため、他の漢字との相性をしっかり見極めることが大切です。

特に苗字と合わせたときの総画数や、人格・外格などの配置が吉数になるよう調整すると良いでしょう。

また、見た目や響きだけで決めず、意味や画数の流れも含めて総合的に考えるのがおすすめです。

【朔】の男の子・女の子の名付け例一覧

ここでは「朔」を含む実際の名前について、いくつか例を挙げていきたいと思います。

男の子と女の子、それぞれの例についてご紹介していきますので、是非名前を決める際の参考にしていただければと思います！

男の子の名付け例と意味

名前	読み方	意味
朔也	さくや	落ち着いた響きで、「新しい世界に向かう人」という意味合いも感じられます。
朔斗	さくと	斗は北斗七星の意味もあり夢や希望に向かって進むイメージを持たせます。
朔真	さくま	真を加えることで誠実さや芯の強さを表現した名前になります。
朔翔	さくと	翔は羽ばたく意味を持ち、未来への広がりを感じさせます。
朔俊	さくとし	俊は賢いという意味があり知的で洗練された印象を与える組み合わせです。

朔という字は「新しい始まり」を意味する前向きで希望に満ちた漢字です。

選ばれたどの名前も強さの中に優しさや誠実さが感じられて、これからの人生を自分らしく歩んでほしいという思いがしっかり伝わってきます。

響きも現代的で呼びやすく、個性と意味のバランスがとれた素敵な名前ばかりですね。

女の子の名付け例と意味

名前	読み方	意味
朔乃	さくの	乃は柔らかく女性らしい雰囲気があり全体的に落ち着いた印象の名前になります。
朔里	さり	里を加えることで自然とのつながりや素朴で親しみやすい印象に。
朔音	さくね	音を使うことで響きの美しさを感じさせ、音楽的・感性豊かな印象を与えます。
朔良	さくら	人気のある「さくら」の響きを持ちつつ、良の字で素直さや品の良さも表せます。
朔月	さくつき／さつき	月を合わせることで月の始まりを強調したロマンチックで幻想的な名前に。

「朔」は新しい始まりを意味する漢字で、生まれてきた命にぴったりの希望がこもった字です。

どの名前も、凛とした美しさの中にやさしさや可愛らしさが感じられて、とても素敵な響きですね。

静かに自分の道を歩みながらもしなやかに未来を切り開いていける、そんな子に育ってほしいという想いが伝わってきます。

【朔】を名前に含むとキラキラネームになるのか？

結論として、「朔」を名前に含んでも必ずしもキラキラネームになるわけではありません。

「朔」という字は少し珍しさはありますが、決して奇抜な意味や読みにくさがあるわけではありません。

組み合わせる漢字や全体の響き次第で、落ち着いた印象にも現代的で親しみやすい名前にもなります。

なので朔を使ったからといって必ずしも、キラキラネームになるわけではないので安心して大丈夫です。

【朔】と意味が似た漢字はある？

「朔」を名前に使うと良くない理由や、意味や由来がわかったと思いますが、他に似た意味の漢字があるか気になる人も多いと思います。

「朔」と意味が似た漢字を挙げていきますので、名前選びの参考にしてみてください。

同じ意味でも漢字が違うとガラッと雰囲気が変わりますよ！

初

「初」は最初や始まりを意味し、新しい物事に向かうフレッシュな印象があります。

名前に使うと一歩目を大事にする子に育ってほしいという想いを込めることができます。

やさしく親しみやすい響きで、男女問わず人気のある漢字です。

実は『「初」を名前に使うと良くない』といった意見もあるようですので、『【初】を名前に使うと良くない理由』の記事も合わせて読んでみて下さいね！

新

「新」は新しい変化を意味し、未来に向かって進んでいくイメージを持つ漢字です。

変化を恐れず柔軟に時代に合わせて生きていく力強さを感じさせます。

シンプルで現代的な印象もあるので、名前にも自然になじみやすいです。

実は『「新」を名前に使うと良くない』といった意見もあるようですので、『【新】を名前に使うと良くない理由』の記事も合わせて読んでみて下さいね！

黎

「黎」は夜明け前の空や新しい光が生まれる時を表す漢字です。

ちょっと幻想的で奥ゆかしさもあり、これから始まる世界をイメージさせてくれます。

珍しさの中に知的さがあり、個性的だけど落ち着いた名前を目指す人に人気です。

実晴『「黎」を名前に使うと良くない』といった意見もあるようですので、『【黎】を名前に使うと良くない理由』の記事も合わせて読んでみて下さいね！

【朔】を名前に使う際に気を付けること

「朔」という漢字について、良くないとされる理由や似た漢字など様々イメージできたのではないでしょうか？

念のため気をつけるべきことも把握したうえで、名前に使うのかどうか最終的に判断していきましょうね。

読みやすさと伝わりやすさのバランス

「さく」という読みは少し珍しく、初対面では読み間違えられることがあります。

しかし読みやすさばかりを意識すると個性が薄れてしまうこともあるので、バランスを取るのが大切です。

フリガナを添えたり響きが自然な組み合わせを選ぶと安心です。

名前の響きが冷たく感じられることもある

「朔」はシャープな音と印象を持っているため、人によっては少しクールすぎると感じることもあります。

柔らかさを加えたい場合は、「花」「音」「乃」など優しい印象の漢字を組み合わせるのがおすすめです。

全体の響きを意識することでバランスの良い名前になります。

やや個性的に見える

名前に使われる頻度がそこまで高くないため、目立つ名前として受け取られることがあります。

個性を大切にしたい人には魅力的ですが、あまり目立ちたくないという性格になった場合には気になるかもしれません。

将来が気になる場合は馴染みのある漢字と組み合わせることで印象をやわらげることができます。

【朔】を名前に使うと良くない説はあくまで参考程度に

子どもの名前を決めるとなったら、どうしても神経脂質になってあれこれ悩んでしまいますよね。

「朔」という名前を使おうとしたら「良くないんじゃないか？」と思ってしまったかと思いますが、漢字自体は使っても問題はないので安心してください。

実際に法務省でも「子の名前に使える漢字」として公表している資料などもありますので、そう言ったところも参考にしてみてもいいかもしれません。

名前は苗字含めた全体の画数など、総合的に見ていく必要がありますので、後悔の内容に決めていきましょう！