
子どもの名前を付けるときに「史」という漢字を入れると良くないのかな?
お子さんがこれから一生背負っていく大切な名前は、絶対に後悔無く付けるようにしたいですよね。
中には「史」の漢字を名前の中に含めようと思っていたところ『【史】の漢字を名前に入れるのは良くないのかな?』と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は「史」を名前に入れると良くないと言われる理由から良い意味、男の子や女の子に付ける名前の例をご紹介していき、後悔の無い名前決めをサポートしていきますね。
- 「史」に名前を入れると良くないと言われる理由が知りたい
- 「史」の漢字の意味や由来、画数について気になる
- 「史」の男の子、女の子の例となる名前が知りたい



「史」という漢字は色んな良い意味があります。その反面「良くない」と言われることもあるので、その理由もご紹介していきますね!
【史】を名前に入れても問題ない
「史」は「し」「ふみ」などと読むことができますが、様々な良い意味が隠されています。
- 歴史を受け継ぐ知恵の象徴
- 真実を記録する誠実さ
- 時代をつなぐ役割
- 物語や人生の深みを表す
- 責任感や使命感を持った人
このように「史」という漢字には「知恵と教養の象徴」を表す言葉として知られており、元気で活発なイメージがここから伺えますね。
このまま名前に入れても良さそうに思いますが、実は「史」という漢字を名前に入れると良くないと言われていることも事実としてあります。
次で名前に入れると良くないと言われる理由についてみていきましょう。



主格決定論といって、名前はその人の人生や職業選択に影響を及ぼすかもしれないといった興味深い研究結果もあったりするので、「史」のイメージは大切にしましょうね!
【史】を名前を入れると良くないと言われる理由7つ


ここでは「史」を名前に入れると良くないと言われる理由を7つご紹介していきますね。
「史」という漢字に隠された少しマイナスな意見も知った上で最終的に名前を決めるようにしていきましょう!
- 過去にとらわれやすいイメージがある
- やや堅くて重厚な印象を与える
- 柔らかさや可愛らしさを感じにくい
- 地味で目立ちにくい名前になることも
- 個性が出しにくいと感じることがある
- 歴史を背負うような重みがある
- 内向的・暗い印象を持たれることがある



名前に入れるのが良くない理由にはどのようなものがあるのかな?



漢字が表すイメージや雰囲気から連想されている場合もあるので、絶対的なものでないことは念頭においててくださいね!
過去にとらわれやすいイメージがある
1つ目の理由としては「過去にとらわれやすいイメージがある」というものがあります。
「史」という漢字には、歴史や記録といった意味が込められています。
そのため、名前に使うと「過去」や「昔のこと」といったイメージを連想させる人もいるかもしれません。
落ち着きや深みのある響きにはなりますが、一方で“前向き”や“自由さ”を大切にしたいという方にはやや重たく感じられる可能性もあります。
もちろん、「過去を大切にしながら未来へつなげる」といった前向きな意味合いで捉えることもできるので、ネガティブに受け取る必要はありません。
ただし、名付け全体のバランスとして未来志向や軽やかさを感じる漢字と組み合わせると、より心地よい名前に仕上がります。
やや堅くて重厚な印象を与える
2つ目の理由としては「やや堅くて重厚な印象を与える」というものがあります。
「史」という字は、まじめでしっかりした印象がある一方で、やや堅めの響きとして受け取られることがあります。
漢字そのものに“歴史”や“正しさ”といった意味があるため、名付けにおいては知的で落ち着いた雰囲気を与えられる反面、ちょっと古風に感じられたり重厚すぎると感じる方もいるかもしれません。
特に現代的でカジュアルな名前が多い中では「少しお堅い名前だね」と思われることもあるでしょう。
ですがこのような落ち着きや格調高さは、成長してから評価されるポイントにもなります。
「史」の持つ品格を大切にしつつ柔らかさを感じる音や字を合わせることで、バランスの取れた素敵な名前になります。
柔らかさや可愛らしさを感じにくい
3つ目の理由としては「柔らかさや可愛らしさを感じにくい」というものがあります。
「史」は、見た目も響きもやや硬めの印象を持つ漢字です。
そのため、やさしさや可憐さを重視したいときには、少し冷たく感じられることがあるかもしれません。
特に女の子の名前においては、「ふんわりした印象にしたい」「やわらかく可愛い響きにしたい」という思いを持つ方にとって、「史」が浮いてしまうことも…
しかし、「花」「音」「莉」「里」などやわらかく響く漢字と合わせれば、落ち着きと可愛らしさを両立する名前も可能です!
「史」単体では硬くても、組み合わせによって印象はぐっと変わるので安心してください。
地味で目立ちにくい名前になることも
4つ目の理由としては「地味で目立ちにくい名前になることも」というものがあります。
「史」という漢字は、主張が強くなく、シンプルな印象があります。
そのため、名前に使うと“目立ちにくい”“地味な印象になりやすい”と感じる方も少なくありません。
特に近年は個性的な響きやインパクトのある名前が多く見られるため、「ちょっと控えめすぎるかも?」と思うこともあるかもしれません…
ですが、地味と落ち着きは紙一重であり「飽きのこない名前」や「どんな年代でも使いやすい名前」として長く愛される可能性も高いのです。
時代に左右されない普遍性を大事にしたい方にとっては、まさにぴったりの一文字とも言えます。
個性が出しにくいと感じることがある
5つ目の理由としては「個性が出しにくいと感じることがある」というものがあります。
「史」という漢字は画数も少なくスッキリとした見た目をしており、どこか控えめな印象を与えます。
主張が強くないため、派手さや個性を求める人には少し物足りなく感じられるかもしれません。
ただし、それは言い換えれば「どんな漢字とも調和しやすい」という強みにもなります!
とえば、華やかな印象を持つ漢字と組み合わせることで、「史」の落ち着きが引き立ち、全体のバランスがとれた印象的な名前になります。
主張は控えめでも、名付けの中で“深み”や“安心感”を生み出してくれる存在としてとても心強い一文字です。
歴史を背負うような重みがある
6つ目の理由としては「歴史を背負うような重みがある」というものがあります。
「史」は、歴史を記す“史官”という役割を担う人物に由来している漢字です。
そのため「史」という文字には、時代や社会の出来事を受け止めて未来に伝えていくようなどこか使命感のようなものが込められていると感じる人もいます。
名付けにおいても、「真面目すぎるかな?」「重すぎないかな?」と心配になる親御さんもいるでしょう…
けれど、この“意味の重み”こそが「史」の持つ深い魅力でもあります。
軽やかな響きの名前にしたい場合は、読み方や他の文字との組み合わせで調整しながらその重みを品の良さへと変えていくことができます。
内向的・暗い印象を持たれることがある
7つ目の理由としては「内向的・暗い印象を持たれることがある」というものがあります。
「史」は“記録する”“静かに見つめる”といった意味合いがあり、活動的というよりはどちらかといえば内向的なイメージをもたれることがあります。
性格が落ち着いていて慎重そうという印象を与えることもあり、人によっては「少し暗い名前かな?」と感じることもあるかもしれません。
ですが、これは見方を変えると「冷静で誠実」「芯の強さがある」という意味にもつながります。
穏やかで誠実な人に育ってほしいという願いを込めるにはぴったりの漢字とも言えます。
明るさや親しみやすさをプラスしたい場合は、響きや意味が明るい漢字と組み合わせて調整すると、印象が和らぎますよ。
【史】の名前からイメージできる良い意味は?
ここでは「史」の名前から連想できる良い意味についてみていきましょう。
「史」という漢字には良くないイメージを持たれてしまうこともあるようですが、もちろん良い意味も持っています。
- 物ごとを落ち着いて見られる人
- まわりの努力や想いを大切にできる人
- 学びを未来につなげられる人



「史」を名前に使いたいな~と思っているので、良い意味も知って命名の参考にしたいです!



「史」はたくさんの良いイメージを持っていますよ!
物ごとを落ち着いて見られる人
「史」という漢字には、記録を残す人=冷静な観察者というイメージがあります。
感情に流されず、物ごとの本質をしっかり見きわめる力を持った人になってほしいという願いを込めることができます。
どんなときも冷静に判断できる、頼れる存在になりそうです。
まわりの努力や想いを大切にできる人
歴史は、たくさんの人の歩みや努力の積み重ねでできています。
「史」という字には、人の気持ちに寄り添い、それをちゃんと受けとめられるやさしさがにじみ出ています。
誰かの想いをちゃんと感じられる、あたたかな心を持った人になってくれそうです。
学びを未来につなげられる人
「史」は過去を記録するだけでなく、そこから学んで未来へ活かしていくという前向きな意味もあります。
経験や知識をしっかり自分の力にできる、成長意欲のある人を思わせる一文字です。
学びを周りに広げていけるような、影響力ある存在にもなれるかもしれません。
【史】の漢字の意味・由来や画数は?
そもそも「史」の漢字の意味や由来、画数はどういったものなのでしょうか?
もし「史」を名前に入れるのであれば、漢字の起源や成り立ち、画数の面でも知識を付けておきたいですよね。
- 意味や由来は「歴史的な記録」
- 画数は5画



名づけで後悔しないように名前の由来なども知っておきたいです!
意味や由来は「歴史的な記録」
「史」という漢字は、古代中国で国家の出来事を正しく記録する「史官」という役割の人を表しており、歴史を未来へ伝える大切な使命を象徴しています。
文字の形は、筆を持って記録をする姿を表しているとされ、そのことから冷静に物事を見つめる知性や誠実さを感じさせます。
歴史を正確に伝えるために感情に流されず事実をありのまま書き残す責任感が、「史」という字には込められているのです。
名前に使うと、真実を大切にしながら冷静に判断できる人に育ってほしいという願いを自然に伝えられます。
こうした意味合いから、「史」は知的で品のある、信頼される人物をイメージさせる漢字だと言えるでしょう。
画数は5画
「史」の漢字は画数が5画と比較的少なく、名前のバランスを取りやすい文字です。
ただし、画数が少ない分他の漢字との組み合わせで全体の画数が極端に偏らないよう注意が必要です。
名前全体の画数のバランスが良いと、読みやすく親しみやすい印象を与えやすくなります。
具体的には画数の多い漢字や柔らかい印象の漢字と組み合わせて、見た目や響きの調和を意識すると良いでしょう。



「史」の漢字だけでなく、苗字を含めた全体の画数を見ることが大切ですね!実際にどのような名前があるのか例を見てみたいです。



「史」は男の子、女の子どちらにも使える漢字なので、どのような名前の候補があるのか早速見ていきましょう!
【史】の男の子・女の子の名付け例一覧
ここでは「史」を含む実際の名前について、いくつか例を挙げていきたいと思います。
男の子と女の子、それぞれの例についてご紹介していきますので、是非名前を決める際の参考にしていただければと思います!
- 直史(なおふみ)
- 翔史(しょうじ)
- 健史(けんじ)
- 悠史(ゆうじ)
- 大史(たいし)
- 美史(みふみ)
- 彩史(あやふみ)
- 史奈(ふみな)
- 史織(しおり)
- 咲史(さきふみ)



お子さんの性格や顔だち、生まれた月など色々な思いを込めて名前を付けるのが理想です!ここであげるのはあくまで参考にしていただければと思います!
男の子の名付け例と意味
名前 | 読み方 | 意味 |
---|---|---|
直史 | なおふみ | 正直でまっすぐな性格を持ち、歴史や伝統を大切にする人。誠実さと知識を兼ね備えたイメージです。 |
翔史 | しょうじ | 自由に大きく羽ばたきながら、歴史を刻む力強さを持つ。未来を切り開く頼もしい人。 |
健史 | けんじ | 健康で丈夫な体を持ち、歴史に名を残すほどの強さと意志のある人。たくましさが感じられます。 |
悠史 | ゆうじ | ゆったりとした心で歴史を見つめ、穏やかに成長する落ち着いた人。長い目で未来を考えられます。 |
大史 | たいし | 大きな志を持ち、歴史に名を刻む偉大な人物をイメージ。堂々とした存在感が伝わります。 |
「史」という漢字は、歴史をしっかり受け継ぎ、物事を冷静に見つめる力を表しています。
お子さんが真面目で誠実な人に育ってほしいという願いを込めるのにぴったりの字ですよ!
名前に入れることで、落ち着きと深みのある印象を与えられるので、ぜひ素敵な組み合わせを考えてみてくださいね。
女の子の名付け例と意味
名前 | 読み方 | 意味 |
---|---|---|
美史 | みふみ | 美しい心を持ち、歴史や伝統を尊ぶ品のある女性。内面の美しさが輝くイメージです。 |
彩史 | あやふみ | 彩り豊かな人生を歩みながら、歴史を紡ぐ魅力的な人。個性と調和を大切にします。 |
史奈 | ふみな | 歴史を感じさせる落ち着きと、穏やかな優しさを持つ女性。心の豊かさが伝わります。 |
史織 | しおり | 歴史を織りなすように、繊細で美しい心を持つ人。深みと品格が感じられます。 |
咲史 | さきふみ | 花が咲くように明るく輝き、歴史を大切にする温かさを持つ女性。未来への希望を感じさせます。 |
「史」という漢字には、物事を丁寧に見つめて未来につなげるという素敵な意味があります。
お子さんが誠実で落ち着いた心を持ち、周りの人から信頼される大人に育ってほしいという願いを込められますよ。
柔らかく優しい漢字と組み合わせれば、より親しみやすい名前になるのでおすすめです。
【史】を名前に含むとキラキラネームになるのか?





当て字など個性的な名前のキラキラネームと呼ばれるものがありますが、「史」の漢字を名前に含むとキラキラネームになるのでしょうか?
「史」という漢字を名前に入れると、ちょっと珍しい感じがしてキラキラネームに思われるかもしれませんが、決してそうとは限りません。
実際に「史」は昔から使われてきた落ち着いた漢字で誠実さや知性を感じさせるため、安定感のある名前に仕上がります。
名前全体のバランスや読み方次第でシンプルで親しみやすい印象にもできるので、安心して選んで大丈夫ですよ◎
【史】と意味が似た漢字はある?
「史」を名前に使うと良くない理由や、意味や由来がわかったと思いますが、他に似た意味の漢字があるか気になる人も多いと思います。
「史」と意味が似た漢字を挙げていきますので、名前選びの参考にしてみてください。
同じ意味でも漢字が違うとガラッと雰囲気が変わりますよ!
- 歴(れき)
- 記(き)
- 志(こころざし)



「史」の漢字を使いたいけど、同じ意味で他の漢字があるのかも知っておきたいな…
歴(れき)
「歴」は「歴史」や「経験」を意味し、過去の出来事を順に追いながら記録していくイメージがあります。
物事の流れや積み重ねを大切にする気持ちを表現できる漢字です。
人生の歩みや成長を感じさせるので、名前に使うと落ち着いた印象になります。
記(き)
「記」は「書き残す」「記録する」という意味を持ち、出来事や思い出を大事に保存するイメージがあります。
正確さや誠実さを感じさせ、物事をしっかり見つめる人にぴったりの漢字です。
名前に使うと、責任感や思いやりを感じさせる響きになります。
志(こころざし)
「志」は「目的」や「意志」を意味し、未来に向けて強い気持ちを持つ人を表します。
過去を振り返る「史」とは違い、未来へ進む力強さや夢を追う姿勢を感じさせます。
名前に入れると、前向きで明るい印象を与えられます。
【史】を名前に使う際に気を付けること
「史」という漢字について、良くないとされる理由や似た漢字など様々イメージできたのではないでしょうか?
念のため気をつけるべきことも把握したうえで、名前に使うのかどうか最終的に判断していきましょうね。
- 現代的な響きと合いにくい場合がある
- 名前の印象が硬くなりすぎることがある
- 名前全体の画数バランスに気をつける



注意するべきことも知った上で名前に使うか判断していきたいです!
現代的な響きと合いにくい場合がある
「史」は伝統的で落ち着いた印象の漢字なので、現代風の軽やかでポップな響きとは少し相性が悪いことがあります。
特に若い世代に馴染みやすい名前にしたい場合は、全体のバランスを考えて使うのがおすすめです。
周りから浮かないように、柔らかい読みや他の漢字との組み合わせに気をつけましょう。
名前の印象が硬くなりすぎることがある
「史」を入れると、どうしてもまじめで堅い印象を持たれやすいため、親しみやすさを求める場合は注意が必要です。
子どもが呼ばれる環境や友だちとのやりとりを想像して、響きやイメージが重くなりすぎないよう工夫しましょう。
明るさや軽さを加える漢字を一緒に使うとバランスが取れます。
名前全体の画数バランスに気をつける
「史」は画数が比較的少なめなので、他の漢字との組み合わせで全体のバランスが偏りやすいです。
画数の差が大きすぎると読みづらかったり、運勢的に偏りが出ることもあるので注意しましょう。
名前全体で調和が取れるよう、専門家に相談するのもひとつの方法です。
【史】を名前に使うと良くない説はあくまで参考程度に
子どもの名前を決めるとなったら、どうしても神経脂質になってあれこれ悩んでしまいますよね。
「史」という名前を使おうとしたら「良くないんじゃないか?」と思ってしまったかと思いますが、漢字自体は使っても問題はないので安心してください。
実際に法務省でも「子の名前に使える漢字」として公表している資料などもありますので、そう言ったところも参考にしてみてもいいかもしれません。
名前は苗字含めた全体の画数など、総合的に見ていく必要がありますので、後悔の内容に決めていきましょう!



「画数とかって正直よくわからない」といった方は一冊本を持っておくと安心です!画数のことなども知ることができるので、後悔の無い素晴らしい名前をお子さんに授けてあげましょう!
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